乙4危険物 模擬試験 eラーニングお試し版
乙種第4類危険物取扱者試験同様に法令15問、物理・化学10問、性質・火災予防10問、合計35問。
過去に出題された520問からランダムに出題されます。
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法令
問題1
法別表第1の性質欄に掲げる危険物の性状として、次のうち該当しないものはどれか。
選択肢
1.可燃性気体
2.自然発火性物質及び禁水性物質
3.酸化性固体
4.自己反応性物質
5.酸化性液体
回答欄
1
2
3
4
5
問題2
法令上、製造所等における危険物の貯蔵及び取扱いのすべてに共通する技術上の基準について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1.製造所等においては、常に整理及び清掃を行うとともに不燃性物質以外のものを置いてはならない。
2.貯留設備又は油分離装置にたまった危険物は、あふれないよう随時乳化剤で処理し、下水道等に排水処理しなければならない。
3.製造所等においては、火気を使用してはならない。
4.危険物を貯蔵し、又は取り扱う場合、当該危険物が床等に漏れ、あふれる場合にあっては、洗浄設備を設けなければならない。
5.危険物を貯蔵し、又は取り扱う建築物その他の工作物又は設備は、当該危険物の性質に応じ、遮光又は換気を行わなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題3
法令上、危険物の運搬に関する技術上の基準で危険物を積載する場合、運搬容器を積み重ねる高さの制限として定められているものは、次のうちどれか。
選択肢
1.1m以下
2.2m以下
3.3m以下
4.4m以下
5.5m以下
回答欄
1
2
3
4
5
問題4
法令上、危険物の運搬に関する技術上の基準について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1.貨物自動車で運搬する場合に限り適用を受ける。
2.指定数量以上を運搬する場合に限り適用を受ける。
3.夜間に運搬する場合に限り適用を受ける。
4.密閉容器に入れて運搬すれば適用を受けない。
5.運搬する数量に関係なく適用を受ける。
回答欄
1
2
3
4
5
問題5
法令上、製造所等において危険物の取扱作業に従事する危険物取扱者が受けなければならない危険物の取扱作業の保安に関する講習(以下「講習」という。)について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.製造所等において、危険物の取扱作業に従事することとなった日から前2年以内に講習を受けている場合は、当該講習を受けた日から3年以内に講習を受ければよい。
2.製造所等において、危険物の取扱作業に新たに従事することとなった日から1年以内に受講しなければならない。
3.製造所等において危険物の取扱作業に従事している者で2年以内に受講した者は、講習を受けた日以後における最初の4月1日から5年以内に受講しなければならない。
4.指定数量未満の危険物を貯蔵又は取り扱う施設において、危険物を取り扱う危険物取扱者は、受講義務がない。
5.講習を受けなければならない危険物取扱者が講習を受けなかった場合は、免状の返納を命ぜられることがある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題6
法令上、平家建としなければならない屋内タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1.タンク専用室の窓又は出入口にガラスを用いる場合は、網入りガラスにしなければならない。
2.屋内貯蔵タンクには、容量制限が定められていない。
3.屋内貯蔵タンクは建物内に設置されるため、タンクの外面にはさびどめのための塗装をしないことができる。
4.タンク専用室の出入口のしきいは、床面と段差が生じないように設けなければならない。
5.第2石油類の危険物を貯蔵するタンク専用室には、不燃材料で造った天井を設けることができる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題7
法令上、製造所等に設置しなければならない警報設備に該当するものは、次のうちどれか。
選択肢
1.ガス漏れ火災警報設備
2.拡声装置
3.発煙筒
4.警笛
5.赤色回転灯
回答欄
1
2
3
4
5
問題8
法令上、製造所等の定期点検の実施者として、次のうち適切でないものはどれか。ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
1.免状の交付を受けていない危険物保安統括管理者
2.甲種危険物取扱者の立会いを受けた、免状の交付を受けていない者
3.乙種危険物取扱者
4.丙種危険物取扱者
5.免状の交付を受けていない危険物施設保安員
回答欄
1
2
3
4
5
問題9
法令上、軽油を貯蔵し、又は取り扱う屋外貯蔵所の位置、構造又は設備の技術上の基準について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1.架台を設ける場合は、架台の高さは6m未満としなければならない。
2.屋根を設ける場合は、不燃材料で造るとともに、柱を強固な地盤面に固定しなければならない。
3.周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、指定数量の倍数が10以上のものには避雷設備を設けなければならない。
4.危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所の周囲は、地盤面を白色又は黄色の線で明示しなければならない。
5.指定数量の倍数に関係なく、第5種の消火設備を2個以上設けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題10
法令上、地下タンクを有する給油取扱所(自家用給油取扱所は除く。)の所有者等に義務づけられているものは、次のA~Eのうちいくつあるか。
A.危険物保安監督者の選任
B.危険物施設保安員の選任
C.予防規程の作成
D.定期点検の実施
E.自衛消防組織の設置
選択肢
1.1つ
2.2つ
3.3つ
4.4つ
5.5つ
回答欄
1
2
3
4
5
問題11
法令上、給油取扱所における危険物の取扱いの技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.自動車等に給油するときは、固定給油設備の周囲で規則で定める部分に他の自動車が駐車してはならない。
2.自動車等に給油するときは、固定給油設備を使用して直接給油しなければならない。
3.専用タンクに危険物を注入しているときに、当該タンクに接続している固定給油設備を使用して給油する場合は、給油速度を落として給油しなければならない。
4.自動車等の一部又は全部が給油空地から、はみ出たままで給油してはならない。
5.自動車等の洗浄を行う場合は、引火点を有する液体の洗剤を使用してはならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題12
法に定める危険物の品名について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.二硫化炭素は、特殊引火物に該当する。
2.アセトンは、第1石油類に該当する。
3.軽油は、第2石油類に該当する。
4.重油は、第3石油類に該当する。
5.クレオソート油は、第4石油類に該当する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題13
法令上の用語として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.顧客用固定給油設備…顧客に自ら自動車等に給油させるための固定給油設備をいう。
2.顧客用固定注油設備…顧客に自ら灯油又は軽油を容器に詰め替えさせるための固定注油設備をいう。
3.準特定屋外タンク貯蔵所…屋外タンク貯蔵所で、その貯蔵し、又は取り扱う液体の危険物の最大数量が500kL以上1,000kL未満のものをいう。
4.特定屋外タンク貯蔵所…屋外タンク貯蔵所で、その貯蔵し、又は取り扱う液体の危険物の最大数量が1,000kL以上のものをいう。
5.高引火点危険物…引火点が130℃以上の第4類の危険物をいう。
回答欄
1
2
3
4
5
問題14
法令上、危険物を運搬容器へ収納する場合の方法として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.液体の危険物は、運搬容器の内容積の98%以下の収納率であって、かつ、55℃の温度において漏れないように十分な空間容積を有して運搬容器に収納しなければならない。
2.危険物は、収納する危険物と危険な反応を起こさない等当該危険物の性質に適応した材質の運搬容器に収納しなければならない。
3.原則として、固体の危険物は、運搬容器の内容積の95%以下の収納率で運搬容器に収納しなければならない。
4.危険物は、毒性又は引火性ガスの発生によって運搬容器内の圧力が上昇するおそれがある場合は、ガス抜き口を設けた運搬容器に収納しなければならない。
5.原則として、同一の外装容器には、類を異にする危険物を収納してはならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題15
法令上、第一種販売取扱所において危険物を配合する室の位置、構造及び設備の技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.床面積は、6m
2
以上10m2以下でなければならない。
2.床は、危険物が浸透しない構造とするとともに適当な傾斜をつけ、かつ、貯留設備を設けなければならない。
3.出入口には、消火設備を設けなければならない。
4.出入口のしきいの高さは、床面から0.1m以上としなければならない。
5.内部に滞留した可燃性の蒸気又は可燃性の微粉を屋根上に排出する設備を設けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
物理・科学
問題16
ある物質の反応速度が10℃上昇するごとに3倍になるとすると、10℃から50℃になった場合の反応速度の倍数として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1.12倍
2.15倍
3.81倍
4.120倍
5.160倍
回答欄
1
2
3
4
5
問題17
石油類のように、非水溶性で導電率(電気伝導度)の小さい液体が配管中を流動すると静電気が発生する。次のA~Eの条件のうち、特に静電気が発生しやすいものの組合せはどれか。
A.流速が大きいとき。
B.配管の内壁表面の粗さが小さいとき。
C.流れが乱れているとき。
D.液温が低いとき。
E.空気中の湿度が高いとき。
選択肢
1.AとE
2.BとD
3.AとC
4.CとD
5.DとE
回答欄
1
2
3
4
5
問題18
物質の分類として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.水素は単体である。
2.水は化合物である。
3.砂糖水は混合物である。
4.メタノールとエタノールは異性体である。
5.酸素とオゾンは同素体である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題19
金属を粉体にすると、燃えやすくなる理由として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1.熱伝導率が大きくなるから
2.空気が供給されにくくなるから
3.単位重量あたりの表面積が大きくなるから
4.単位重量あたりの発熱量が小さくなるから
5.熱を放散しやすくなるから
回答欄
1
2
3
4
5
問題20
燃焼について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.メタンが燃焼して完全に二酸化炭素と水になることを完全燃焼という。
2.ニトロセルロースのように、分子内に酸素を含有し、その酸素が燃焼に使われることを内部(自己)燃焼という。
3.ガソリンのように、液体がその液表面で燃焼することを表面燃焼という。
4.木材のように、熱分解生成ガスがまず燃焼することを分解燃焼という。
5.灯油のように、発生した蒸気が燃焼することを蒸発燃焼という。
回答欄
1
2
3
4
5
問題21
プロパン(C
3
H
8
)4.4gを過不足なく完全燃焼させるのに必要な空気は、0℃、1.013×10
5
Pa(1気圧)で何Lか。ただし、空気を窒素:酸素=4:1の体積比の混合気体とし、原子量は、H=1、C=12、O=16とする。C
3
H
8
+5O
2
→3CO
2
+4H
2
選択肢
1.5.6L
2.11.2L
3.22.4L
4.44.8L
5.56.0L
回答欄
1
2
3
4
5
問題22
単体、化合物および混合物について、次の組合せのうち正しいものはどれか。
選択肢
1.単体(赤リン)/化合物(水)/混合物(硫黄)
2.単体(炭素)/化合物(二酸化炭素)/混合物(重油)
3.単体(エタノール)/化合物(鉄)/混合物(メタン)
4.単体(軽油)/化合物(ベンゼン)/混合物(灯油)
5.単体(プロパン)/化合物(アルミニウム)/混合物(酸素)
回答欄
1
2
3
4
5
問題23
燃焼の形式について、次の文に該当するものはどれか。
「可燃性ガスと空気あるいは酸素とが、燃焼開始に先立ってあらかじめ混ざりあって燃焼することをいう。」
選択肢
1.表面燃焼
2.分解燃焼
3.予混合燃焼
4.拡散燃焼
5.蒸発燃焼
回答欄
1
2
3
4
5
問題24
メタノールが完全燃焼したときの化学反応式について、次の( )内の①~③に当てはまる数字及び化学式の組み合わせについて正しいものはどれか。
(①)CH
3
OH+(②)O
2
→2(③)+4H
2
O
選択肢
1.①(2)/②(3)/③(CO
2
)
2.①(2)/②(3)/③(CO)
3.①(3)/②(2)/③(HCHO)
4.①(3)/②(2)/③(CH
4
)
5.①(4)/②(3)/③(CO
2
)
回答欄
1
2
3
4
5
問題25
次の文の( )内のA~Cに当てはまる語句の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。
「溶液の沸点が純粋な(A)よりも高くなる現象を沸点上昇といい、溶液と純粋な(A)のそれぞれの沸点の差を沸点上昇度という。希釈溶液の沸点上昇度は溶質の種類に(B)、溶液中の溶質の質量モル濃度に(C)する。」
選択肢
1.A(溶質)/B(関係し)/C(反比例)
2.A(溶媒)/B(無関係で)/C(比例)
3.A(溶媒)/B(関係し)/C(比例)
4.A(溶質)/B(無関係で)/C(比例)
5.A(溶媒)/B(関係し)/C(反比例)
回答欄
1
2
3
4
5
性質・火災予防
問題26
ジエチルエーテルの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.沸点が極めて低い。
2.電気の導体であり、流動等によっても静電気が発生しにくい。
3.蒸気は空気より重い。
4.水より軽く、水にわずかしか溶けない。
5.引火点が極めて低く、かつ、燃焼範囲も極めて広い。
回答欄
1
2
3
4
5
問題27
次の事故事例を教訓とした今後の対策として、不適切なものはどれか。
「移動タンク貯蔵所の運転者が、地下1階にある屋内タンク貯蔵所(容量1,400L?)に1,000Lの軽油を注入すべきところ、誤って1,400Lの軽油を注入したため、タンク容量を超え、通気管から漏油させた。」
選択肢
1.注入するときは、必ず屋内貯蔵タンクの残油量を確認する。
2.注入するときは、受渡し双方で立ち会う。
3.危険物の注入状態を確認する。
4.過剰注入防止用警報ブザー等は日ごろの適正な維持管理を徹底するとともに、注入前には使用時点検を実施する。
5.注入するときは、通気管を閉鎖する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題28
軽油の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.沸点は、水より高い。
2.水より軽く、水に不溶である。
3.酸化剤と混合すると、発熱・爆発のおそれがある。
4.ディーゼル機関の燃料に用いられる。
5.引火点は、40℃以下である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題29
灯油の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.電気の導体である。
2.霧状にしたものは、火がつきやすい。
3.水に溶けない。
4.引火点は、40℃以上である。
5.水より軽い。
回答欄
1
2
3
4
5
問題30
ベンゼンやトルエンの火災に使用する消火器として、次のうち適切でないものはどれか。
選択肢
1.消火粉末を放射する消火器
2.棒状の強化液を放射する消火器
3.二酸化炭素を放射する消火器
4.霧状の強化液を放射する消火器
5.泡を放射する消火器
回答欄
1
2
3
4
5
問題31
移動タンク貯蔵所から給油取扱所の地下専用タンクにガソリンを注入しているときに漏れ事故が発生した場合の処置として、次のうち適切でないものはどれか。
選択肢
1.移動貯蔵タンクの底弁手動閉鎖装置を作動してガソリンの注入を中止し、消火の準備をする。
2.ガソリンの漏れ事故が発生したことを従業員と施設内の人達に知らせるとともに、消防機関に通報する。
3.事務室および湯沸室等の火気設備の火を消すとともに、出入口の扉の閉鎖を確認する。
4.大量の水でガソリンを油分離装置に流し込み、界面活性剤で乳化して下水に流す。
5.顧客を避難させ、出入りを禁止するとともに、道路通行人に注意を呼びかける。
回答欄
1
2
3
4
5
問題32
次の事故が起きた可能性が最も高い危険物Aはどれか。
「一般取扱所において、Aを金属製容器から金属製ロートを使用してプラスチック容器(10L)に詰め替え中、Aの流動により発生した静電気がスパークし、Aの蒸気に引火したため火災となり、行為者が火傷を負った。」
選択肢
1.灯油
2.軽油
3.重油
4.ガソリン
5.ギヤー油
回答欄
1
2
3
4
5
問題33
第4類のアルコール類に共通する性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.無色透明の液体である。
2.蒸気は空気より重い。
3.沸点は水より高い。
4.特有の芳香を有する。
5.水と任意の割合で溶ける。
回答欄
1
2
3
4
5
問題34
第4類の危険物の一般的性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1.水に溶けるものが多い。
2.引火の危険性は、引火点の低い物質ほど高い。
3.電気の不導体であるものが多く、静電気を蓄積しやすい。
4.燃焼範囲の上限値は60voL%以下のものが多い。
5.発火点は650℃以下である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題35
「顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所(セルフスタンド)において、給油を行おうとして自動車燃料タンクの給油口キャップを緩めた際に、噴出したガソリン蒸気に静電気放電により引火して火災となった。」
このような静電気事故を防止するための給油取扱所における静電気対策として、次のうち適切でないものはどれか。
選択肢
1.固定給油設備等のホースおよびノズルについて、電気の導通を良好に保つ。
2.ガソリン蒸気への静電気放電が起きないようにするため、給油口キャップを開放する前には金属等に触れないようにする。
3.顧客用固定給油設備等のホース機器等の直近その他見やすい箇所に「静電気除去」に関する事項を表示する。
4.給油取扱所の従業員等は、帯電防止服および帯電防止靴の着用を励行する。
5.地盤面への散水を適時行い、人体等に帯電している静電気が漏えいしやすいような環境を作る。
回答欄
1
2
3
4
5
採点